モト食堂のお料理教室に行ってきました。
うつわを好きになってから、どんどん高まる欲求。
それは「うつわに見合った料理を作れるようになりたい!」です。
いつも趣佳の什器をおまかせしているSTOCKのメンバー、
カキモトさんという女性が、ご自宅で開催しているお料理教室。
その名も「モト食堂」。
そこへ参加させてもらいましたので、ご紹介…です。
今回のメニューは「マルタリアーティ」。
カキモトさんは「おたべ」と表現されていましたが、
まさにその通りの見た目と食感。
マルタリアーティとは、イタリア語で不規則という意味。
生地を薄くのばし、四角や三角などの不揃いのカタチに切りとり、
ゆでてソースと和えて食べたり、スープの具材に使われたりするそうです。
(主にイタリア北部のパルマ地方で作られるとのこと)
その解説の通り、作り方も簡単。
粉を練って、伸ばして、好きなように切り、茹でてソースと和えるだけ。
今回はデュラム・セモリナ粉を使いました。黄色味が強く、色がきれいです。
板の上に粉を盛り、中央に指で空間を広げていきます。
そこに玉子とお水を流しこみ、フォークで少しずつ混ぜあわせていきます。
ボウルで混ぜてもいいそうですが、この方が楽しいですね。
混ぜあわせた粉を徐々に丸めて、練っていきます。
何度も何度も。
まあるくまとめて、ラップして20分ほど寝かせます。
寝かせたあと、綿棒で2mmの厚さまで伸ばします。
その後、適当な大きさに切ります。
この切り方、かなーり個性が出ます。
さてさて…ソースの準備にかかります。
モト食堂では、旬の食材を使うことを大切にされているので、
今回はホタルイカと菜の花が入ったソースです。
(参加したのは3月でした…ホタルイカが旬だったのです…汗)
ホタルイカの処理の仕方も教わります。
両目、くちばし、フネ(背骨?)を取ります。
この処理をしているかどうかで、口あたりがまるで違います。
おいしさを左右する大切な処理です。地道に、せっせせっせと取りました。
ソースの材料は、ホタルイカ、プチトマト、ブロッコリー、
菜の花、アンチョビフィレ、オリーブオイル、にんにく。
順番にフライパンに投入!
あー、いい香り。見た目もバツグンにいい!
そして、カキモトさんが集めてこられたステキなうつわにとりわけ、
みんなで「いただきまーす」
こだわりのお酒なんかも出てきて、わいわいおしゃべりに花が咲きます。
(実はオレンジとセロリのサラダなんかもみんなで作っておりました。これもいい香りでした〜)
おいしいごはんとお酒、それにステキなうつわと、楽しいおしゃべり。
なんと理想的ですばらしい空間。
おいしい料理とお酒、それと道具とうつわをこよなく愛するカキモトさん。
ちかいうちに、カキモトさんにご協力いただいて、
このたのしみを趣佳のWEBサイトでおすそわけできたらと思います。
ただ、趣佳のやることですから、ちかいうち…というのは
夏を越してしまうかもしれませんが…汗
気長に…そして、たのしみにお待ちください^^