益子、笠間の旅2017もいよいよ最終日の4日目。

この日はまさかの…!

大雪。

水戸・笠間でこんなに降るのはめずらしいって

いうぐらいの大雪。

あまりのことに写真を撮る余裕がなく…

というか、雪になれていないわたしは、

歩くのにも必死…

 

さらに、わたしたちのレンタカーには

スタッドレスがついていませんでした。

さーて、どうしよう…

 

なんて、悩む暇なく、今日の工房訪問へレッツゴー!

なれない雪道をスタッドレスなしで

こわごわ運転するおーちゃん号は、まずは阿部慎太郎さんの工房へ。

 

阿部さんの工房は、ほんとにここで制作されているのかな?

というぐらいにキレイに整えられていました。

阿部慎太朗

窯もうつくしく。

阿部慎太朗

いつもはアシスタントさんたちと一緒に

制作をされているそうですが、この日は阿部さん

おひとりで、お部屋も広く感じました。

趣佳に作品がとどくと瞬時に完売となってしまう阿部さんですが

さらなる世界をひろげるために、あたらしいことを

学びに行かれるとか…

趣佳では来年2018年1月に個展を予定しています。

どうぞ、楽しみにお待ち下さいね。

 

最後は、折居ゆかさん。

折居さんとのお付き合いは4、5年たちますが、

工房へ伺うのは初めて。

折居ゆか

今年の5月の個展のお話をさくさくと終えたあと、

折居さんから鋳込みの制作過程を見てみますか?と。

わー!ぜひぜひ!

 

まず、鋳込みの型。ここにゆるい泥状の粘土を流します。

折居ゆか

折居ゆか

そして、10分ほど放置。

そうすると、型のヘリ側から徐々に固まってきて

厚みが出てきます。これがうつわの厚みになります。

折居ゆか

折居ゆか

そうなってきたところで、中の泥を流し、

また少し置いて固めて、

折居ゆか

頃合いを見計らって型から外し、うつわの形ができあがり。

折居ゆか

折居ゆか

これをしっかり乾燥させて、焼いて、

ヤスリでけずって…とひたすら整形の作業。

折居ゆか

折居ゆか

折居ゆか

細かく丹念な仕上げ作業をへて、

折居さんのうつくしいうつわができあがってきます。

こういう作業を知ると、うつわを見る目も

変わってきますね。

折居さん、ありがとうございました!

今年の個展は盛況のうちに終了しましたので、

来年5月の個展を、お楽しみに^^

 

そして、お昼は寺村光輔さんに教えていただいた

うなぎ屋さんへ。

IMG_0227

雪が降る寒い中、あたたかい部屋で食べるうなぎは絶品でした。

本当ならば、つくばの方へ行ったり、普段行けない場所の

お店を見て回ったりと計画していたのですが、

なんせ、大雪の中のノースタッドレス。

いろいろ諦めて、おとなしく……スーパー銭湯へ^^;

冷えたカラダをあたためて、

マンガを読みながら寝転んで…

いやー、癒やしになりました 笑

そして、茨城空港から神戸空港へ

無事に大阪に戻りました。

たいへんだけど、こうしてつくり手の方の

現場に出向いて会うことは続けていけたらなぁと思いました。

(おいしいお店も教えていただけるし!笑)

 

次回はどこに行こうかな?

またお付き合いくださーい!

 

PAGE TOP